ProxmoxにHomeAssistantのインストール方法
update 2023/12/22
・Proxmox 8.1の仮想化基盤上にHomeAssistantをインストールします。
・本稿では、Raspberry Pi4B(8GB)を使用しております。
・Proxmox8.1.3+pve1を導入します。
<メリット>
・HomeAssistantを仮想化することで本番用と検証用の2環境を作ることもできるので、新しい機能追加がスムーズにいきます。
・オンプレのHomeAssistantバックアップ/リストアよりも素早く対応が可能となります。
<デメリット>
・RaspberryPiに搭載のBluetoothが使えない ※要検証
・USB機器を使う場合、仮想マシンのconfファイルを編集が必要となる場合がある。
01.Proxmox 8.1の仮想基盤にsshでログイン、下記コマンドを入力します。
$ sudo bash -c “$(wget -qLO – https://github.com/tteck/Proxmox/raw/main/vm/pimox-haos-vm.sh)"
02.仮想マシンのインストールが始まります。<Yes>を選択します。
03.デフォルトの設定の場合は、<Yes>を選択します。
設定変更をする場合は、<Advanced>を選択します。ここでは<Advanced>の流れを説明します。
04.インストールするHomeAssistantのバージョンを選択します。
05.Proxmoxで使用する「VMID」を入力します。
06.ホスト名を入力します。
07.使用するCPU数を入力します。
08.使用するメモリ数を入力します。
09.使用するブリッジを入力します。
10.使用するMACアドレスを入力します。
11.使用するVLANを入力します。
12.MTU値を入力します。
13.作成作業後に仮想マシンを起動するか選択します。
14.最後の確認です。
15.最後に仮想マシンが作成されていることを確認します。
コンソールからDHCPで割り当てられたIPが確認できます。